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こころザワつく放哉

自由律俳人・尾崎放哉(おざきほうさい)作品集、春陽堂編集部編。
「咳をしても一人」「入れものが無い両手で受ける」
「漬物桶に塩ふれと母は産んだか」
徹底した放浪と孤絶。俳人・尾崎放哉の境遇は、世間から見れば落伍者の烙印を押されるだろう。
エリートが転落し、落ちるところまで落ちていったその先の、生きざまから滴り落ちた言葉の一滴に、こころザワつくものがある。
名句と随筆書簡の重要部分を選んで収録。

イラスト:もろいくや

■ 商品名:こころザワつく放哉
■ 価格:1,296円(税込)
■ ISBNコード:ISBN978-4-394-90325-3
■ 本のサイズ:四六変型
■ 著者:尾崎放哉
■ 発売日:2015-11-10

目次/本文より

【目次】
俳句
一日もの云わず(須磨時代)
四十男妻なし(小浜時代・句稿)
迷ってきたまんま(小豆島時代)

随筆・書簡
遺したコトバ(随筆・書簡)

索引

尾崎放哉

明治18年鳥取県に生まれる。
短歌や俳句に親しみ、東京帝国大学法学部に入学する。
卒業後、東洋生命保険株式会社に就職、結婚。
朝鮮火災海上保険株式会社支配人の話を得るも、失職。
酒癖、病を得ての入院などにより妻と別居、寺男となる。
複数の寺を転々としながら、荻原井泉水の主宰する「層雲」に投句を続け、
小豆島へ渡り、庵にて隠棲。孤独と病により衰弱、41歳で没。