春陽堂書店は1878年創業です。これからもよろしくお願いします。
絵本 風のほとけ
小島 寅雄 著
・定価 2,039 円 (本体1,942円+税)
・B5判
・ISBN4-394-90150-2
「全国良寛会会長」である小島寅雄が、現代人の忘れかけている「こころの風景」を絵と文で描きます。しみじみと心に染み込む画文集。三部作です。
本書より:
わたしの家の道に沿って三本の山桜の古木が植わっています。大きく伸びている枝に春になると花がびっしり咲き眼を楽しませてくれます。花の時期が過ぎると散った花びらがあたりを雪のように白くします。夏は数えきれないほどの蝉が葉のかげで一日中鳴きあかしています。九月に入ると黄色く色を染めた葉が一枚二枚と散りはじめ土をいろどります。そして秋も深くなると枝ばかりになった古木は静かに冬をむかえます。それはいかにも華麗で枯淡な一年であると思います。
トップページ | 時代小説 | 探偵小説 | 山頭火・放哉 | 詩画集 | 書籍検索 | カタログ請求