春陽文庫

チャンスは三度ある

柴田 錬三郎 著



・定価 652 円 (本体621円+税)
・文庫判
・ISBN4-394-53901-3

「こんなおもしろい小説があったのか」と万人読者を狂喜させる鬼才・柴田錬三郎がおくる現代ロマンの復活。人々に生きる悦びを与える傑作現代長編小説の大作。一億をもうけ、いま無一文の孤独者となった三十五歳の紳士・黒田修一郎。会社は破産し、自殺を覚悟した修一郎は、東京での最後の夜、宿で会った女・河合頼江に、さいふごと七万円の持ち金を与え、女を抱かずに去った。頼江は貧しい女であった……。高原の別荘にやってきた修一郎は、そこでこれも自殺を企む若い娘・津賀陽子と出会った。修一郎にふたたび生きるチャンスが生まれた。頼江に代わって修一郎を捜す美貌の青年・曽田五郎。大富豪の老人・相馬雷太の出現。と豪華絢爛たる物語は快調に展開してゆく。

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Updated October 21, 2005