春陽文庫

蝶々殺人事件 他1編

横溝 正史 著



・定価 630 円 (本体600円+税)
・文庫
・ISBN4-394-39531-3

その怪事件は昭和十二年の秋に起こった。世界的に蝶々夫人として有名なソプラノ歌手の原さくら女史が何者かに扼殺され、その死体はコントラバスのケースに花弁とともに詰め込まれていた。原さくらは公演のため一行より一日早く大阪に来ていた。が、マネージャーの土屋恭三は旧友との再会に、女史の出迎えを忘れてしまっていた。狼狽した土屋がホテルに駆けつけたときには、すでに原さくらはどかかへ出かけて不在であった。楽譜に似せた暗号の意味するものは。そして、名私立探偵由利麟太郎の推理は……。――本邦を代表する名探偵金田一耕助のライバル、巨匠横溝正史が最初に生み出した探偵由利麟太郎の推理が冴えわたる名作「蝶々殺人事件」他一編を収録した本シリーズ番外編。

その他の収録作品:
カルメン殺人事件

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Updated October 21, 2005