春陽文庫

探偵小説傑作選 名作再刊シリーズ

殺人暦 他3編

横溝 正史 著



・定価 530 円 (本体505円+税)
・文庫判
・ISBN4-394-39501-1

”私は探偵小説一代男なのである”という横溝正史の作品を、いわゆるメディア・ミックスによる一大ブームに先駆けて逸早く文庫判にまとめたのは当文庫であったが、溯ってみれば昭和四年に探偵小説全集の一巻として「横溝正史・水谷準集」、日本小説文庫での「幽霊騎手」「芙蓉屋敷の秘密」、そして昭和十六年には「人形佐七捕物帳」(全五巻)などがある。本「殺人暦」は昭和七年八月に刊行された日本小説文庫における横溝作品の最初のもので、謎の殺人鬼と怪盗が対決する表題作の他、密室状況の殺人の謎解きである「三本の毛髪」と怪しい雰囲気の漂う「丹夫人の化粧台」、そして現文庫では読めない極く珍しい「髑髏鬼」の三編が併収されており、金田一耕助ものとはまた違った味わいのたのしめる作品集である。
その他の収録作品:
三本の毛髪/丹夫人の化粧台/髑髏鬼

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Updated October 21, 2005