惨殺!凌辱の報酬
龍 一京 著
・定価 571 円 (本体544円+税)
・文庫判
・ISBN4-394-34504-9
ろくでなしの亭主のためにその肉体を担保とされ、多額の借金に苦しむ二十八歳の美貌のホステス明野雅美を追い回す元ヤクザの取り立て屋は、暴力を揮うことになんらの躊躇もない男だった。ただただその小龍健の暴力に怯え、打ち震えるだけで逃げる術も知らない雅美の前に、目つきの鋭い大柄な関西弁の男が立ちはだかった。二人の間に火花が散った。男は――本荘久義、四十三歳、神戸の生まれ。大学を出たあと兵庫県警の警察官を十年間勤め、一年前に事情があって警視庁に出向し、現在は捜査四課の刑事として暴力を担当する警部補だが、かれには私かな別の目的があった……。協力するのは極道崩れの小龍健。――本荘は怒りを胸に秘め、警察機構を利用してその復讐に挑む。ネオ・ピカレスクロマンの力作。
トップページ | 時代小説 | 探偵小説 | 山頭火・放哉 | 詩画集 | 書籍検索 | カタログ請求